八千代座
長いようであっという間だったGW。みなさんはどんな風にお過ごしでしたか?
私の住んでいるところでは、青空で気持ちのよい陽気だったかと思えば、どんより曇って肌寒かったり、気候の変化が大きかったです。体調など崩している方も多いかもしれません…早くリズムを取り戻せますように。
さて。私のGWはほとんどお出かけせず、ベランダの(食べる植物の)作業をしたり、家事で普段やらないようなことをしているうちにさーっと過ぎ去っていきました。
後半ちょこっとお出かけしたのは熊本県山鹿市。八千代座は、昔ながらの姿を残した芝居小屋で、今も歌舞伎などの公演が行われているそうです。
リンク先の歴史記録、建築構造を見ると面白いのですが、天井がユニークです。商工会が株を募り建てられたため、天井に当時の広告が沢山!
見学の説明も興味深かったです。この建物をすべてバラバラに解体して元通りにする過程が面白く、例えば床はもとの木材に、つぎはぎをして復元されたとのこと。当時の材料をできるだけ使い、建築方法も変えず、現在の耐震強度もとりいれる…年月も予算もかかり、とても大変な作業だったそうですが、素晴らしいことです。
身の回りの身近なことでも、昔と今の大切な事をうまく取り入れることができる生活っていいな、と思いました。
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Comments
a-carlさん、こんばんわ♪
s'amuser_de のs.child改め、yuki です。
この度、ニックネームを変更いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
八千代座、ステキですね。当時の材料を使ったり、建築方法を
そのままに、でも今の良さも取り入れるって、
すごい職人技なのでは・・・?
今は昔の建築物もどんどん取り壊されていく中、
今昔を上手く共存させるって私もステキな事だなと感じます。
Posted by: yuki | 05/08/2006 20:26
yukiさん、こんにちは。
ニックネーム変更されたとのこと、了解いたしましたー。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします♪
八千代座の見学に申し込むと、1時間くらい案内をしてもらえるのですが、yukiさんのおっしゃるとおり、修復作業は5年の歳月と10億円くらいの予算がかかったくらい、大変だったようです。
きっと新しく立て直すほうが、簡単だったはずなのに…。
古いもののよさをいかしつつ、耐震強度は現代の規格を満たすといった難しいことを成し遂げた技は本当にすごいです。
こんなおおがかりなことではなくて、自分の身近なことで、こういう精神を取り入れていけたら、ステキですよねー。
Posted by: a-carl | 05/09/2006 06:44