09/21/2008

週末楽しかったこと

夫のカットに同行し、sweet enough さんへお邪魔してきました。

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01/18/2008

木喰展

080108_15080001友人のお誘いで福岡市博物館へ行ってきました。
以前「NHK美の壺でやってたよ」と教えてもらい予習してみると、その放送回は観ていたものの、記憶に強く残っていたのは、ざっくりした円空仏の方でした。
Mokujikiでも、実際に展示をみてみると、自分でも不思議なほど、木喰仏に引き込まれました。
江戸時代後期にただ、ひたすら人のために仏様を掘り続けた生涯。
大きなお寺に所属することもなく、全国を旅しながら、自分のことはさておき、もくもくと仏様を作る。
どんなに過酷な旅だったのか、想像もできないほど。
それなのに、歳を重ねるごとに、仏様がどんどんなめらかに、お顔は微笑を増すように見えました。
献身的という言葉をはるかにこえた、人生。
こんな人が実在したということだけでも素晴らしい。
この展示をみて、私にはとても難しいことだけれど、ほんの少しでもいいから、自分の心を見直せたらいいなと思いました。

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09/10/2007

LE CORBUSIER

Photoル・コルビュジエ展を見てきました。
デザイン・建築にうとい私ですが、はまってしまいました。
こんな自由なデザインの建築物が、この時代にあったなんて。
居心地のいい椅子に座り、スクリーンを眺めているうちに、気に入った映像ができてしまい…展示会記録を買ってしまいました。
美術館でも流れてた映像のDVD付でお買い得です。
エリックサティをBGMにCGが展開するサヴォア邸は、ぼーっと眺めてもとても癒される感じがしました。
Pa0_0303久しぶりに会う、デザインをお仕事にしてる親戚に「コルビュジエ展を見てきた~。展示会記録見る?」というと、Casaを貸してくれました。
真剣にコルビュジエを尊敬してた親戚にはいえないのですが、この展示を見に行ったきっかけは、テレ東「美の巨人たち」にごくたまに出てくる、モデュロール兄弟なのです(笑)
お恥ずかしながら、たいてい予備知識なく、美術館に行ってからその偉大さを知るパターンが多い私。
先入観なく、素敵だなと思える気持ちを大切にできるという点ではいいことなのかな?と思うようにしています。
※画像は、美術館にもUAのライブにもつれていった、わかさ農園のきりんパンです。

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01/08/2007

プライスコレクション「若冲と江戸絵画」

Pa0_0474お正月、九州国立博物館プライスコレクション若冲と江戸絵画へ行ってきました。これから見に行こうと思っている方のために、感想を書いてみたいと思います。

初めて伊藤若冲を観たのはTV東京の美の巨人たちという番組です。以前からこの番組のユーモアあふれる演出が好きだったのですが、若冲の放送は特に心に残りました。なぜなら、美術館の学芸員の解説ではなくて、絵をコレクションしている本人が出演していたからです。設定は日本からアメリカへのプライス邸へ、お盆の時に飾る茄子やきゅうりの牛や馬たちが、青物問屋だった若冲の絵を訪ねていくという演出でした。そこで若冲の絵をコレクションしている、プライスさんが「やぁ、君たちよく来たね」と出迎えるシーンに登場されており、ご本人からの若冲に対する解説、言葉に情熱を感じました。

若冲とプライスさんとの出会い・葡萄図のエピソードをNHKの番組でも見ていたので、この葡萄の絵からコレクションが始まったのかと思うと、実物に出会えて嬉しかったです。ごつごつしたつる、重なり合う葡萄の実、位置関係などどれをとっても正確に描かれているのに、芸術として本当に美しくて、技術者であるプライスさんが、惹かれた理由がほんの少しですがわかった気がします。

Img_9408展示方法も非常に興味深くて、特におもしろかったのが、光の演出です。一定の光源ではなく、時間と共に変化する光に対して、どんな風に見え方が変わってくるか…一枚の屏風がこんなにも表情豊かなものだったとは、初めて知りました。
江戸時代には太陽の光の移り変わり、ろうそくのともし火など、今より光に対して敏感だったのかもしれません。
展示を準備された方の創意工夫のお陰で、絵の違った一面に気がつくことができ、嬉しかったです。

展示を見終え、ポストカードや展示図録を購入していると、プライスさんご本人がサイン会をされていました。予想もしていなかったので動揺してしまい、自分の名前を書いてもらったのと“ありがとうございます”と伝えるのが精一杯でしたが、もっとお話しできれば“葡萄図の本物が見られて嬉しかったです。大切にされている素晴らしい絵を見せてくださって感謝しています。いつかアメリカへ行くことができたら、再び若冲に会いに行きたいです”とお伝えしたかったのに、きちんとお礼を申し上げられなくて、残念でした。

展示図録を読んでプライスさんをはじめいろいろな方たちの解説を知ると、また作品が違ったものにも感じられます。そして遥か昔、江戸時代の人々の技術力の高さに驚きました。
自然に耳をすませ、こつこつと何かを積み上げるような…現代に生きている私たちが、便利さと引きかえに失っている大切な何かを、昔の人は作り出していた気がします。
いろいろ考えさせられる、この展示を見ることができて、本当によかったです。

九博・若冲展HPはこちら
これからハガキで応募して公開イベントにも参加してみたいと思っています。

特別展もさることながら、常設の展示も面白いです。
以前、九博へ訪れた時の私の記事はこちらこちらこちら

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08/26/2006

ナンセンス=マシーンズ展2006

Pa0_0643大雨などで予定変更を余儀なくされたましたが、3度目の正直でようやく明和電機のナンセンス=マシーンズ展へ行ってきました。
早起きして、高速を飛ばし8月20日朝9時きっかりに霧島アートの森へ。サイン引き換え券はなんと1番目で、自分として気合が入りすぎてあやしかったです。
楽器の自動生演奏、社長のギャラリートークなどなど、朝から夕方までずっと見ていても、見たりないくらい面白い展示だったと私は思います。
機械好きの人が多いのかなと思いきや、老若男女幅広い層の人たちだったのが、意外でした。
機械たちは、物凄く本格的で、近くでじっくり見ると使い込んだ感じがたまらなかったです。この明和電機を教えてくれた、友人okuちゃんにココロから感謝いたします。ありがとう!

*おまけに、寄り道など*
霧島に宿泊した帰り道は、妙見石原荘の立ち寄り湯へ。
その後宮崎市内でおぐらのチキン南蛮、地鶏のもも焼き、鳥刺し(あえて軍鶏ではなく、丸万本店へ)、チーズ饅頭、マンゴーなどを堪能しました。
宮崎ボンベルタの地下の食料品街はお手ごろ価格の地元のモノが多くて、お買い物にかなりポイントが高い…。
今度は海の方へゆっくり行ってみたいなぁ,と思います。

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06/26/2006

里帰り:意外にも。。。

里帰りして、いろいろな体験をしてきました。
友人の結婚式がメインではあるものの、やりたいことが沢山です。
大切な人に会えたり、気になっていたものを観たり、食べたり、家族の用事を手伝ったり。
自分について、じっくり考える機会にもなり、まわりの方たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
お世話になったみなさん、もう少ししたら、手紙が届くと思いますので、しばしお待ちください。

Photo日本民藝館にて柳宗悦邸の修復作業が終わり、一般公開を観てきました。
民藝という言葉すら、聞き覚えのないくらい、知識のない私ですが、柳先生のお父様ということで興味を持ったのです。
様々な場所から集められた作品は、不思議な魅力がありました。かわいらしかったり、究極にシンプルだったり…。邸宅は細部までこだわりがあり、和風なのかと思えば、どこか西洋風だったり、アジアを感じたり、面白かったです。特に本がぎっしりの書斎は椅子まで見ごたえがありました。
(現在、一般公開は終わってしまいましたが、7月からの展覧会で毎週水曜日に邸宅を公開するようです。)

Hara_museum_arc1Hara_museum_arc2ハラミュージアムアークは、緑のきれいな空間で磯崎新が建築した、黒い木で作られた素敵な美術館でした。現代美術をじっくり眺めたのはほぼはじめてだった私は、斬新な作品と、展示方法に引き込まれました。
規模的にはこじんまりとしているのですが、いろいろ考えたりしてしまい不思議な空間で、時間が足りないくらい。
草間やよいさん、やなぎみわさんの作品が印象的で、好きか嫌いか、と聞かれたら困ってしまうのだけれど、とにかくおもしろい展示だと思いました。

上記二つの場所は、全く知らないし、理解できない…と今まで興味を持つことが少ない分野だったのに、意外にも、おもしろい!楽しい!と感動してしまいました。
知らないところで、物事が繋がっていたことがわかりました。
こんなふうに、また何かに出会えますように…。

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05/10/2006

印象派展

Pa0_0526福岡市美術館で現在行われている、ポーラ美術館の印象派展を見てきました。
この美術館の周りには公園や神社があります。今日は雨だったのでできませんでしたが、大きな樫の木が沢山でお散歩すると気持ちがいいです。
ポーラ美術館、引っ越してくる前に行っておけばよかったなと思うような、ステキな作品ばかりでした。
モネの睡蓮、見るだけで幸せな気分になるルノワール…。
しばらく前に、ルノワールの描く女性は現代に近いメークを施している、というニュースをみて、なるほどー、と思っていました。分光反射器で女性の美しい肌に近い波長が分析されたそうです。詳しくはこちら
きれいな色は、科学的にもきれいな波長を示すのですね。
美術館から出たあとも、余韻で雨空さえもきれいに見えてしまうような、興味深い展示でした。

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08/09/2005

里帰り ②

Hills里帰りの途中寄り道して、美術館へ行きました。新日曜美術館のアートシーンでチェックしていた、フィリップス・コレクション展です。
いろいろな作品がバランスよく見れて、アートの教科書というタイトルになるほど!と思いました。

森アーツセンターギャラリーに着いた時にはもう日も暮れかかっていて、展望台からの景色もきれいでした。時間がなくて数枚ですが夜景を撮影したので、後ほどflickrにupしたいと思います。

ルノワール「舟遊びの昼食」は、人々が楽しむ姿が、大きく美しく描かれていました。
解説を聞くと、登場人物それぞれの紹介がされていました。手前左側に描かれているルノワールの婚約者のことから、帽子が常識だった当時に無帽のジャーナリストは自由の象徴でもあるなど、絵の中の人物がまるで話し出すかのように見えてしまう、不思議な感覚がしました。

なかなか美術館に行く機会が持てませんが、行くと良かったといつも思います。
実物をこの目で見れるということは、本当に素晴らしいこと。
今回は美術館に行っている場合じゃない帰省でしたが、行くことができてよかったです。
無理をするのは好きじゃないけれど、あきらめないでやりくりすることも大切なんだな、と思いました。

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04/05/2005

Paris 美術館

Louvre
沢山ある美術館の中から、行きたかった候補はルーヴル、オルセー、オランジュリー。
残念ながらオランジュリーは4年間もずっと改装中ということで、前者2つに行ってきました。

ルーヴルでは、有名な作品を駆け足で見ただけでしたが、情報通り本当に広くてびっくりでした。
そして宮殿のうつくしいこと、その豪華さとはうらはらに足元が地面のまま(砂利道?)だというギャップも、日本の造園業ではありえないなーって、感じました。
コの字型の宮殿にそれぞれ名前がつけられており、方向音痴な私はガラスのピラミッドを頼りに、地図とにらめっこ。
モナリザ、ミロのヴィーナス、モトラケのニケ…あまりに有名な作品を目の前で見ることができたことに感動!
特にミロのヴィーナスには、古代からこんな完璧なな美しさを作れたことに驚きました。

Orsay-1Orsay-2今回の旅行で一番行きたかった場所、オルセー。
かつて駅→ホテルとして使われた後、現在の美術館になったそうです。建築物の面白さも楽しめました。
画像左は現在も動いている、時計を裏からみたところ。右は美術館内のカフェです。作品を少しでも見たかったので、お茶はしませんでしたが、窓の外からパチリ。
印象派が多く展示されているオルセーではやさしい、ふんわりとした好きな感じの作品が多くて、とても嬉しかったです。
オランジュリーで見たいと思っていたモネのNympheasもここで見れました。
絵に夢中で一人の世界にに入り込みたい!って気分になりました。
ジヴェルニーの庭園、いつか必ず訪れたい場所になってしまいました。

そしてパリの美術館・博物館を巡るときに便利だと思ったのが、カルト・ミュゼです。
目的の計画によってよしあしは変わってくると思いますので、詳しくはこちらを参考になさってください。


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03/23/2005

近況

PA0_0003PA0_0000PA0_0002PA0_0001帰省中の楽しかった出来事です。
一番左は病院です。病院なのになぜか私にとって落ち着く場所です。小さいころからお世話になっていた病院の先生とお話しする機会が持てました。これからパリ旅行に行くといったところ、先生が行った時のことをいろいろ教えてくださって、嬉しかったです。
左から二番目は上野の美術館で、どうしても見たかったラトゥール展の帰り道です。ついでにミュシャ展も見てきてしまいました。
その後ベルヴィル・ランデブーを見に行き、病院の先生が教えてくれたけれど、意味がわからなかったことがこの映画の中に出てきていて、世の中不思議なことがつながっているなぁーと思いました。
一番右の画像は美容室です。友人とつもり重なるお話をしながら、オススメのお店を紹介してもらっていると、2Fが美容室になっていて、突然私が「このお店で今から、カットしていきたい…」というと、快くOKしてくれました。お友達と一緒なんて中学生以来でわくわくしちゃいました。新鮮でおもしろかったので、気分転換には個人的にかなりオススメです。
と、こんな感じで一気にやりたいことをやっていましたが、日曜日くらいからは地震があったり、お見舞いに行ったり家庭の用事をこなす毎日でした。
いつもまとまりのない記事で申し訳ありませんが、明日より旅行へ行ってきます。
写真はあまり撮れないかもですが、一応NATURAを持参します。
比較的急に決まった旅行ですが、できるだけ楽しんで来ようと思っております。
帰国したら、きっと数多くの私のどじ話がご報告できると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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